ソフトウェアまわりの備忘録

研究室で培ったソフトウェアの知識を貯めておく備忘録。

raspbianの上にXBMCをインストールしてiPhoneからAirplay

(書きかけ)
raspberrypiという小型の教育用LinuxPCを持て余してたのでタイトルの通りにシステムを構築した。

具体的なシステムの仕様は

  • RaspXbmc(OS)をインストールしない
  • Raspbianの上にxbmcをインストール
  • iPhoneのコントローラAppで操作可能
  • AirPlayでiPhone内の動画をTV画面で再生
  • SSH, SMBによりデータサーバ化(将来的には外付けHDD)

ハードウェア仕様

今回、構築したハードウェアの環境はこんな感じ

  • iPhone5 (iOS 7.0.4)
  • SHARP AQUOS LC-20D10
  • raspberrypi ModelB (raspbian, NOOBS 1.3.2)

構築手順

ほとんど参考URLの通りです。

xbmcのインストール

パッケージのダウンロード先の追加
$ sudo emacs /etc/apt/sources.list.d/mene.list
パッケージの更新
$ sudo apt-get update
xbmcのインストール
$ sudo apt-get install xbmc
Ariplayデーモンのインストール
$ sudo apt-get install avahi-daemon
xbmcの起動
$ xbmc-standalone

xbmcの設定

xbmcが起動したらシステム、設定のメニュー画面を開く。iPhoneのコントローラAppで操作するために「外部機器から操作可能」と「Airplayを有効」にチェックを入れる(詳細は割愛)。

運用テスト

iPhoneに「Official XBMC Remote」をインストール。IPアドレスを入れて難なく接続。

次にAirplay。カメラロール内にある動画を再生...できない。なぜ?ちなみにiPodの曲は再生できた。また、動画も音だけは流れる。動画が再生されない。

メモリ割当の増加

raspbianのGPUのメモリ割当を増やす。そのために設定画面を立ち上げて
$ sudo raspi-config
memory_splitを64MB→128MBまたは256MBへ増やす。一応、これで再生できるようにはなった。

高負荷CPUの改善

xbmcの設定、システム情報でCPUの使用率が常に85〜95%あった。これを下げるために一つはVertical blank syncをalways enabledに設定。何度か再起動したが変化がなかった。

二つ目はスクリーンセイバーを黒んk設定。これでアイドル状態時にば40%くらいまで落ちた。

動作確認

現在、sambaとSSHサーバの二つが動いてるためWindowsからLinuxからもiPhoneからもファイルの転送が楽。xbmcはraspberry内のストレージにアクセスできるから便利。外付けのHDD付ければ一括管理できるデータサーバになるね!

参考:
RaspbianにXBMCをインストールしてみる:とりあえずやってみる:So-netブログ
Raspbian + XBMC + Airplay ~ Dr.Palaniraja
RaspbianにXBMCを導入したときの設定まとめ - @slaypniのまとめも